感想と要約「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」技術としての仮想通貨を知りたいときに

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感想と要約「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」技術としての仮想通貨を知りたいときに

読書メモです。

ビットコインとは何か

ビットコインは現金とどう違うのか

  • 現金は手で触ることができる
  • ビットコインはバーチャルなお金なので触ることができない

 

  • 現金は財布に入れて持ち運ぶ
  • ビットコインはクラウド上のウォレットに入っていてどこでも使える

 

  • 現金(円)は日本銀行が発行し日本銀行の影響を受ける
  • ビットコインはネットワークに参加している人たちが承認しあい特定の国の影響を受けない国際通貨である

 

  • 現金は誰のものかわからず盗まれても自分の物と証明することはできない
  • ビットコインは電子署名技術によって「誰の通貨か」「今まで誰に使われてきたか」といった情報を残せる

ビットコインはクレジットカードとどう違うのか

  • クレジットカードはカード会社に一時的な借金をすることで残高以上の買い物をすることができる
  • ビットコインの支払いは通貨そのものの移動なので立替払いはできない

 

  • クレジットカードは手数料が高く支払いを月末まで待つ必要がある
  • ビットコインは手数料が安く翌日には支払われている

ビットコインの価格を決めるもの

  1. 各国での規制やルールづくりの影響
  2. 開発者たちのコミュニティの動向
  3. 取引所ハッキングの影響
  4. 他の通貨の暴落で反動買いの影響
  5. マイニングの半減期の影響

送金手段としてのビットコイン

既存システムの課題

海外へ送金を行うときは複数の銀行を経由して決済されることが多く手数料が非常に高い(10%は当たり前に取られてしまうらしく、予想以上に高い)

みずほ銀行が大規模システム改修で困ってるようにレガシーなシステム管理に費用がかかってしまう

ビットコインによる解決手段

ドル→ビットコイン→円と言った仲介で仮想通貨を使うことは非常に便利な手段

ビットコインを支える技術

ブロックチェーン

ビットコインの送金の仕組みは以下のような手順になっている

  1. 送金(売り、買い、支払い)という未承認のトランザクションが発生する
  2. 未承認のトランザクションを10分ごとにまとめてブロックにする
  3. ブロックを一括承認する(=マイニング)
  4. 承認したブロックを、今までに承認してきたブロックの最後尾につなげてチェーンにする

ビットコインの送金に時間が発生するのは、この承認作業が必要なためである

ハッシュ関数

個々のトランザクションはハッシュ関数によって不可逆な文字列に置き換えられる

これによって改ざんを防いでいる

P2Pによる分散型台帳

チェーン化された取引台帳は1つのサーバで集中管理するのではなく、ネットワークでつながった複数のコンピュータによって共有されていられる

マイニング

h4. マイニングの仕組み

承認を行うマイニングは総当たりで鍵を見つけるパワー戦のため、CPUパワーが必要になる

マイニングで鍵を最初に見つけられた人には報酬が渡される

h4. マイニングの懸念

PCと冷却器の電気代と場所が必要になるので、もともと寒い国や人件費が安い場所に限られてきており、このままではマイニングは寡占状態になってしまう

マイニングの報酬がなくなっても、マイニングの難易度を下げたり、送金手数料を報酬にしたりと、調整して10分ごとのマイニングを続けることは可能

ビットコインの安全性

取引所(マウントゴックス事件)

取引所は顧客のビットコインを預かっているわけだが、社長が勝手に使ってしまったり、取引所システムに脆弱性があると盗まれることがある

  1. ビットコインを送って欲しいという指示が出る
  2. 指示どおりに送る
  3. 相手から「届かない」と言われる
  4. もう一度送る。以下繰り返し

これをシステムに対して繰り返されることで、ごっそりと抜かれてしまうこともある

ブロックチェーン技術に問題がなくても、取引所のセキュリティに問題があれば盗まれることはある

そして盗まれたビットコインが取引されなくなることで「消える」ことはあり、補償する技術は現状ないと言える

送金中に抜き取られないのか(公開鍵暗号)

ビットコインの送金時は、送り側が暗号鍵を使い、受け取り側で復号鍵を使う

これら2つの鍵を受け取り側が発行し、暗号鍵のみを公開することで、復号鍵を持っている自分だけが復号化できる(暗号鍵が盗まれようが複合鍵は自分のみしか持っていない)

あと電子署名も使われてる

ビットコインの安全性まとめ

  • ビットコインをコピーする→不可能
  • ビットコインを改ざんする→不可能
  • 取引所から盗まれる→可能
  • 送金中に抜き取られる→不可能

つまり取引所でどこを選択するかが個人でできるセキュリティとして重要と言える

税金

本執筆時点(2017/02)では未確定

ビットコイン以外の仮想通貨

ビットコイン

ビットコインよりも改善された通貨は出てきているが、ビットコインは最も流通している基軸通貨である

例えば新しく魅力的な仮想通貨が開発されたとしても、日本円で購入できるとは限らず、ビットコインを経由することになる可能性が高い

そのため新しい仮想通貨が出てくる度に、ビットコインの価値が高まると言える

感想

ビットフライヤーとコインチェックに口座を解説したのが今年の1月

その後仮想通貨の価値が軒並み半値以上になり、コインチェックからのNEM盗難事件が起きた

「とりあえず捨て金レベルで取引してみてから勉強しよう」と思うタイプだったけど、今回は始めようと思う時期が(少し遅くて)良かったかなと思った

技術的には素晴らしそうな雰囲気は感じるのと、課題は取引所のセキュリティにありそうなので、SBIが仮想通貨取引所を開設したら始めてみよう

参考

SBIバーチャル・カレンシーズSBIバーチャル・カレンシーズ

 

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