感想と要約「エッセンシャル思考」

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感想と要約「エッセンシャル思考」

読書メモです

エッセンシャル思考とは何か

エッセンシャル思考とはどのようなものか

「何もかもやらなくては」という考え方をやめて、断ることを覚えたとき、本当に重要な仕事をやり遂げられるようになる

相手の機嫌を損ねないために依頼を引き受けてるようなやり方はやめないとダメだ

エッセンシャル思考はより多くのことをやる技術ではなく、正しいことだけをやる技術であり、「より少なく、しかしより良く」を技術である

  1. 評価する→「いつか着る可能性があるだろうか」という考えを止めて、大好きか・すごく似合うかと考えよ。もしも答えがNoならそれは不要なものだと判断する
  2. 捨てる→やっぱりもったいないと感じずに、捨てることを努力しよう
  3. 実行する→やりやすい習慣を身につけて、意思の力を使わずとも実行できるように仕組み化しよう

ノイズ 大多数の者は不要である

  • 非エッセンシャル思考の人は大多数のものごとが重要だと考え、どの選択肢も平等に扱う
  • エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが不要だと考え、重要なことだけを選択する

トレードオフ 何かを選ぶことは何かを捨てること

常に予定を詰め込みすぎて、移動が10分かかる場所で10分後にミーティングがあるのに、あと1分だけとメールを打ってないかな?

大事なプロジェクトの締切と同じ日に、面倒な報告書の作成を引き受けちゃったりしてない?

何かにイエスということは、その他のすべてにノーと言うことで、中途半端に片足ずつ突っ込むと色んなものを見失ってしまう

  • 非エッセンシャル思考の人は「両方できる」「どうすれば両方できるか?」と考える
  • エッセンシャル思考の人は、「何を捨てるか?」「何に全力を注ぐか?」と考える

見極める技術

孤独 考えるためのスペースをつくる

より少なく、しかしより良い選択をするためには誰にも邪魔されない静かな時間が必要だ

集中するには意志ではなく環境を整えるべきで、静かな部屋にこもり、スマホの電源を切って、誰にも邪魔されない環境を選び取らなければならない

  • 非エッセンシャル思考の人は忙しくて何も考える余裕がなく、とにかく目の前のことに反応する
  • エッセンシャル思考の人は、考えるための余裕を作り出し、調査と検討に時間をかける

洞察 情報の本質を掴み取る

周りの人の誘惑に負けずに本質を掴み取るためには、ジャーナリストになるのが1番だ

  1. 日記をつける→毎日「より少なく、より良く」書いていき、毎月読み直していこう
  2. 現場を見る
  3. 普通を知り、逸脱を探す→別の立場に立ってみると新たな側面が見えてくる。別の立場に立てるように、常に知識を増やしていく
  4. 問題を明確にする

遊び 内なる子どもの声を聞く

  1. 遊びは選択肢を広げてくれる。それまで気づかなかった可能性や思いがけないつながりに気づかせてくれる
  2. 遊びはストレスを軽減してくれる
  3. 遊びは脳の論理的な部分を刺激すると同時に、自由奔放な探究心を刺激してくれる

睡眠 1時間分の眠りが数時間分の成果を生む

ジェフ・ベゾス「注意力が高まり、思考が明晰になります。8時間眠った日は、ずっと調子がいいですね」

  • 非エッセンシャル思考の人はもう一時間睡眠を削ればもう一時間仕事ができると考える
  • エッセンシャル思考の人は、もう一時間眠れば数時間分の生産性が手に入ると考える

選抜 最も厳しい基準で決める

デレク・シヴァース「中途半端なイエスをやめて、『絶対にやりたい!』か『やらない』かの二択にしよう」

選択の基準を厳しくすると、脳のサーチエンジンの精度が増す

「いい転職先」というキーワードだけでなく、「自分は何が大好きか?(嗜好)」「自分は何に向いているのか?(得意)」「どうやって世の中の役に立てるのか?(他者貢献)」の3つを追加すれば答えは絞られていく

捨てる技術

目標 最終型を明確にする

「かなり明確」を「完全に明確」にしよう

5年後のキャリアプランを完全に答えられる?

目的が明確でないとき、人はどうでもいいことに時間とエネルギーを浪費してしまう

いいやり方は本質目標を決めること

  • 一般的×刺激的→ビジョン・ミッション「世界を変えたい」など魅力的だけど具体性に欠けるもの
  • 一般的×平凡→価値観「イノベーション」「リーダーシップ」「チームワーク」など企業が重視しているけどありふれてるもの
  • 具体的×平凡→四半期目標「昨年比5%増」など具体的だけど魅力にかけるもの
  • 具体的×刺激的→本質目標は具体的で魅力的で大きな意味がある

本質目標は「2000年までにイギリスのあらゆる人がインターネットを使えるようにする」など具体的で魅力的で測定可能な目標になる

キャンセル 過去の損失を切り離す

一度始めてしまったことは、続けなければ「もったいない」と感じてしまうために中々やめることができない

こうしたことには一度試しにやめてみることが効果的だ

顧客や友人や家族のために苦労してやっていたことが、実は相手にとってなんの意味もなかったということがあるかもしれない

しばらく様子を見て、自分を含めて特に誰も困らなかったらキッパリやめてしまおう

編集 余剰を削り、本質を見出す

本の著者は自分が書いたものに愛着があり、少しでも削るのは心が痛む

それでも削らなければ本質は見えてこないので、大好きなものを冷徹に切り捨てることを意識しないといけない

仕組み化の技術

バッファ 最悪の事態を想定する

非エッセンシャル思考の人は、「5分もあれば着くだろう」「本気を出せば金曜日までに終わるだろう」と、条件がいいケースを前提に動く

だけど想定外のトラブルに見舞われたり、そもそも見積もりが甘すぎたり、思ったようにうまくはいかない

エッセンシャル思考の人は、思わぬことも起こることを知っているから、常に最悪のケースを想定してバッファを用意する

バッファを作るコツは1.5倍に見積もることで、10分で行けると思ったら大抵は15分かかるし、1万円で買えると思っても1.5万円用意しておく

人は最善のケースを想定しがちなので1.5倍は決して大げさな数値ではない

削減 仕事を減らし、成果を増やす

エッセンシャル思考の人は、仕事を減らすことでより多くのことを生み出す

ある努力は他の努力よりも大きな成果につなげることができる

  1. 目指す成果を明確にする
  2. ボトルネックを特定する→この仕事をやり遂げる上で1番の邪魔になるものは何か?
  3. 邪魔なものを取り除く

前進 小さな1歩を積み重ねる

テレビを見すぎる息子を叱りつけるのをやめ、週のはじめに10枚のチケットを渡すことにした

チケットは1枚30分のテレビと交換することもできるし、1枚50セントの硬貨とも交換できる

さらに読書を30分行えばさらに1枚チケットが貰える

するとテレビやネットの時間は10分の1に減り、代わりに読書の時間が増えた

こうした仕組みをつくるコツは小さく始めることで、壮大な目的を立てようとすると失敗する

前進し続けるためには「顧客にとって最小限の有用なこと」を実現するのが良くて、例えば本を書くにしても、まずアイデアをTwitterで流すという最小限のステップから、反響のあるものをブログに転用するというのが流れとしていい

習慣 本質的な行動を無意識化する

習慣がなければ誘惑に勝つことは難しいが、習慣にしてしまえばいちいち難しい判断をせずとも無意識のうちに目標を達成できるようになる

習慣にはトリガー→行動→報酬の3つの要素があり、習慣を作りたくなったらトリガーを知るのが良い

例えば帰り道にマックを食べるのをやめたければ、近くにあるセブンでサラダを食べてしまえばいい

最初は抵抗があっても徐々にトリガーと行動が紐付いて習慣化していく

もしくは新しいトリガーを作るのもいい

日記を書くことを習慣にしたければ、寝る前にリストバンドを揺らし、1行だけ書くことをルールにしてみる

また毎日の習慣が飽きてしまう場合は、曜日ごとにやることを変えるのがよく、例えば月曜はデータサイエンスの日、火曜はプロジェクションマッピングの日など分けていくと飽きづらい

 

以降はエッセンシャル思考のリーダーシップについてなので必要になったら読む

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